前へ
次へ

体内のポンプ機能も良い方向へ導く鍼灸治療

見える部分にばかり気にしますが、人間は内側が健やかであってこそ、心身の健康を維持することができます。特に丈夫に保ちたいのは内臓器官であり、内臓が日々順調にぜん動運動をしてくれることは、全身の健康維持のためにも欠かすことはできません。外部から入ってきたものを次々に、次の必要なところに送り出すのも、拍出ポンプのような働きをする内臓の活躍があってこそです。毎日3回の食事を食べて胃に入り、大腸へと送るのも大事な仕事ですし、全身にかかわる栄養と酸素を心臓から血液で届けるのも重要な役割になります。体内でのこうしたあらゆるポンプ機能が順調であることは重要であり、その働きがいまいちなら鍼灸治療が効果的です。もしもポンプ機能が低下をすると、他内では血液の巡りが悪くなりますし、ぜん動運動の低下は便秘や下痢などにもつながりかねません。ポンプ機能はスポーツや運動をする際にも使われますが、運動ができるならリンパ液や血流の巡りの良さの改善にもつながります。でも運動習慣を継続するのが難しいなら、鍼灸治療を味方につけることです。

Page Top