はりを皮膚に刺すと聞いて、痛くないイメージを持つことはまずできません。子供のころの予防接種などですでに注射の痛みは知っている大人は、大人になってからもやっぱり注射は得意になることはまずないです。医療の世界は日々進化し続けているため、昔よりも医療器具も高性能になっていますし、注射針でさえも昔よりはるかに細い針は登場をしています。それでもはりを刺せば痛みはゼロではないですから、鍼灸治療に関心を持つ人でも、未経験者にとって痛みの強いイメージはどうしても払拭ができません。結論から言うと鍼灸治療で使う鍼は、施術では確かに刺しはしますが、想像するような強い痛みはないです。プスプスと軽快に刺されて痛みがないはずはないと、それでも疑いをかけてしまいそうになりますが、本当にほとんど痛くはありません。病院で使われる現代の注射針は昔より細くなってはいるものの、刺すと痛いです。でも鍼灸治療の場合は、注射針よりもっと細いので痛みをあまり不安視する必要はありません。